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降り注ぐ光-1

 我輩は困惑していた。否、困惑していたというよりは、困り果て憔悴し弱りきっていた。
 背後には我輩たちを食らわんと巨大な樹人が迫り、目の前ではおかしな格好をしたヒュウラン族の女とララフェル族の男が宙に浮いている。
 それを言うならば我輩自身までもが宙に固定され身動きならぬ。
 こうなってしまっては如何しようも無い。このまま樹人に捕らえられその大口に呑まれて短い一生を終えることとなる。

 我輩がなにゆえに斯かる絶望的な状況に陥っているのか。
 その総ての責は友と呼ぶのも怖ぞましい我が悪友、ヴェルナア・シュレエディンガアに帰する。
 この赤ら顔の大男は山岳に暮らすルガディンの一部族、炎の衛士とも呼ばれるロオエンガルデに属する冒険者である。ロオエンガルデは同じルガディン族でも粗野な船乗りや海賊の多いゼエヴォルフとは違い、無骨なりと雖も実直な人柄の民として知られる。然るにこのヴェルナアたるや軽率にして無分別、軽佻浮薄にして無責任、事ありと見るや他人を押し退けてでもその太い首を無理矢理に騒動に突っ込みたがり、その癖に後の始末は他の者に任せて己れは何時の間にやら安全な立場に避難を済ませているという実にもって困った性質なのである。そのたびに巻き込まれ逃げ損ね、結果同様に迷惑をかけられた周囲の者の非難を何故か肩代わりさせられる羽目となる我輩の身にもなって欲しい。
 この男さえいなければ我輩は今頃は宿でのんびりと食事でもしていた筈なのである。
 我輩とこの男とを出会わせた運命が返す返すも恨めしい。双月神メネフィナよ、慈愛の教えは大いに誤りであった。

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テーマ:FINAL FANTASY XIV - ジャンル:オンラインゲーム

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まうざ

Author:まうざ
元々はミコッテ派だったが、新生でルガ♀&ララフェル派になった裏切り者

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