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星芒祭

もう霊6月(12月)も半ばを過ぎ、世間は星芒祭ムウド一色に染まっているようである。
そういった世間の浮かれた空気に誘われたわけではけして無いが、今回は街のイルミネイションを紹介するとしよう。

なに?クリムゾンバアクの紹介はどうしたかと?
何分にも近頃あの辺りでは天気が悪く、好い風景が得られないので暫らく延期することと相成った。
付近の敵に襲われ続け、何度挑戦してもエーテライトゲエトに到達できずに泣いて帰ってきたわけではけしてないし、冒険者としての格を上げて再度挑んでみても無理だったために諦めたというわけでもない。
其処の所は誤解しないで頂きたい。

閑話休題。その日の我輩は紅の樹帯への度重なる出征の為に資金を使い果たし、着るものにも事欠く有様であった。
襤褸
襤褸を纏い街に出ると天から白いものが舞い降りてくる。道理で冷える筈である。
今日の所は部屋へ戻り仕事を探すのは明日にしようかと考えたが、帰ったところで薪も切らしているのでは、内も外も寒いことに変わらぬ。エエイ侭よとカアラインカフェに向かうことにした。
だが、睡蓮の花園からハアトストリイムへと差し掛かる辺りが何やら普段と異なる様子である。
星芒祭1

門の脇に鐘をつるした柵のようなおかしなものが突き立てられている。
そして、その脇にはおかしな装いをしたチョコボがつながれ、おかしな装いをしたエレゼンの老人が立っていた。
星芒祭2
こは一体何事ぞと目を凝らすと、エレゼンの老人の服装に見覚えがある。

エオルゼアの各都市では、毎年の暮れに星芒祭が催される。この祭りの期間の特に寒い夜、大人たちは緋色の外套を身に纏い子供達に贈り物をする風習がある。
我輩の目の前にいる老人の風変わりな衣装はこの外套のようである。
定かな名前があるのか否かは知らぬ。だが、我輩がかつて訪れた村ではこの装束を着る者をスマイルブリンガアと呼んでいた。
スマイルブリンガー

老人によると、この鐘はグリダニアの四箇所に設置されており、そこでは通りかかった者に贈り物を配っているという。我輩はグリダニアのような大きな街でこの時期を過ごすのは初めてのことだが、さすがに豊かなものだと驚いた。
詳しく場所を聞いたところ、他にはリリイヒルズ入り口、紫檀商店街入り口、チョコボ留横が配布場所になっているそうだ。そこで、どうせならばとリリイヒルズまで足を伸ばすことにした。
勿論これは美しい飾り付けが見られるだろうという目論見からのことであり、高級住宅街ならば贈り物も豪華だろうなどというさもしい心情から出たものではないことは、諸君にはご理解いただけるものと思う。

歩きながら周囲を眺めるとあちこちに飾りつけが施されており、街が祭りに染まっているかのようだ。

カーラインカフェ入り口
カアライインカフェ入り口。ここにもアーチが設けられている。

雪の水車
雪に煙る水車。

雪のおろち石
おろち石。なんとも幻想的な光景である。

アプカルの滝
アプカルの滝。飾り付けをされた巨大なスタアライトツリイが置かれている。

野外音楽堂
野外音楽堂にも寄ったが、残念ながら催し物のある時間ではなかった。

そうしてリリイヒルズに設置された鐘まで来てみたものの住人の姿は見当たらぬ。
リリーヒルズ
何時もの門衛の他にはベルの横にスマイルブリンガア装束のヒュウランの若者が寂しく立っているばかりである。

考えてみれば当然のことであった。
我輩のとある悪友は幸福そうなアベックや金のかかっていそうな身嗜みの者たちを見る度に「エオ充爆発しろ」などと吐き捨てている。エオ充とは、エオルゼア生活が充実している者を指すらしいが、其の伝でいけばリリイヒルズの住人などは皆エオ充であろう。
そのような者達はこの日この時刻には暖かな暖炉の前で家族や大事な人と過ごしているに違いなく、雪のちらつく外を歩き回っている筈も無い。
わが身を顧てなんだか悲しくなってきた。

とまれ、せっかくここまで来たのだ。プレセントを頂いてから戻るとしよう。
若者に声をかけるとプレゼントを渡す前にまずは鐘を鳴らしてみろというので、冒険者稼業で鍛えた拳をふるってみたところ怒られた。
neqoパンチ


横に設えられている紐を引けばよかったらしい。それならそうと先に言って貰いたいものである。
改めて紐を引くとカランカランと騒々しい音が響き渡り、スマイルブリンガアが目を見開いて驚き顔をしている。
自分でやらせておいて何を驚いているのかと思ったが、この鐘は籤になっておりその音色でプレゼントの内容を決めているのだという。そして先程の喧しい音は特等当選なのだそうだ。

こう見えて我輩は運が悪い。
富くじ福引きの類いは言うに及ばず、印が付いていたらもう一本貰えるという棒付き飴ですら、はずれしか覚えに無い。
生まれてこの方あたったものと言えば、放置したまま忘れて少々苦味を発し始めた山羊乳くらいのものである。
であるからして、このような幸運が他ならぬこのような日に訪れるとは思いもよらなかった。

勢い込んで賞品は何かと尋ねると、スマイルブリンガアの若者は我輩の喜び様を見て何やら気まずげな様子でチョコボの鞍袋から真っ赤な布で出来たものを取り出した。
どうやら、スマイルブリンガアの装束一揃えのようである。
高価な生地を使った服の様ではあるが、この様な派手な衣装は凶賊匪賊を討伐する為に身を隠すこともある冒険者活動には向かぬし、街で着るにも些か居心地の悪い装いである。
有態に言ってしまえば我輩コスチュウムプレエの趣味は無いということだ。
この様な衣装を渡されてもなんと言うか、その、処分にチト困る。
まあ、寒いのでとりあえず着てはみるのだが。
赤装束

困惑する我輩を尻目に続いて出て来た物は煌びやかなリボンをかけられた鮮やかな彩りの箱である。
これは開けずにクオーリイミルのハムレットに届けてくれという。
ハムレットとは、村とも呼べないほどに小さな集落のことである。
クオーリイミルは南部森林の外れにあるハムレットで、古くから住み着いている者達のほかに、アラミゴから逃げ出してきた者たちが暮らしている。
そのような場所では人々の暮らしにも余裕があるわけではなく、贈り物の用意も叶わぬ。そこで冒険者がスマイルブリンガアに扮して子供達へプレゼントを届けるという趣向らしい。
却々如何して粋な計らいではないか。
サテはこの特等当選とやら、鐘の音で判定しているなどは出鱈目で冒険者に仕事をさせるための仕込みであろう。先程の驚き顔など実に見事な演技であった。
騙されはしたが何やら愉快な心持ちである。
引き受けると若者はほっとした様子で「これもお使いください」とランタンシールドを取り出した。
懐炉ならぬ背炉という訳か。これは有り難い。思わぬ贈り物である。
背炉

彼の心遣いに背中ばかりではなく胸の内まで暖かくなる様な気がして、我輩はクオーリイミルへと向かうことにした。

来たる年が、諸君らにとっても良き年になりますように。
メリイ・スタアライト!



※1:この記事には一部脚色があります。
実際には星芒祭イベントでドリーム装備を入手するにはベルを調べるだけではなく、素材の合成やスターダストBOXの配達といった手順が必要となりますし、ランタンシールドをもらうこともできません。
もちろん特等当選などもありません。
また、スマイルブリンガーという呼称もFF11の舞台であるヴァナ・ディールでのものであり、FF14の舞台であるところのエオルゼアでの呼び名は今のところ明らかにされてはいません。

●おまけ:通りがかったときに思わず足を止めてしまう光景でした
サンタ放題
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